高浜市議会議員・柳沢ひでき
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2017年03月14日

高浜市二池町におけるミニボートピアについて














   高浜市二池町でのミニボートピア建設に関して、私は最初から賛成の立場であることをお伝えさせて頂きます。
   そして、1月に実施された町内会の臨時総会について、反対の方々は不正があったと言われておりますが、私は不正は無かったと思っております。町内会の規約に沿って実施されたものですので。

   印刷上のミスで、議決書の下のページ番号が抜けていたものと、入っていたものとあったとは聴いておりますが、右上に大きく印刷されて通し番号は全て記載されております。確認済みです。
   また、名前を隠すシールが貼られているものと、貼られていないものがあったことを、指摘されておりますが、貼られていないものは、記入者が隠さなくても構わないと言ってくださったものであり、隠して欲しい方は貼っておられます。
   ましてや、投開票の当日、2名の新聞記者も会場に入り、全てを見ていると聞いております。不正があれば、翌日、翌々日の新聞記事に掲載されること、また、当日その場で指摘されているはずであります。
   あと、封がされていないまま回収しているから不正がされているはずだ。と反対の方から言われましたが、もともと町内会の総会でも、委任状は理事さんが班長さん宅へ手持ちで回り、記入され、そのまま回収されております。慣習にならって行われており、なんら問題のないものだと思います。

   ただ、議決書を封までしてもらったり、ページ番号を抜くなら全て抜く、入れるなら全て入れると、そこまで完璧になされていれば、ここまで言われなかったと思います。
   しかし、それが投票の賛否に関連するもの、不正をしたというものではないと思います。
   日頃より、防犯・防災・環境・交通安全など、一生懸命に取り組んでくださってみえる、町内会の理事・役員さんの名誉のためにも、冒頭にそれだけは、まず言わせて頂きます。

   そして、議員は中立であり、住んでる町内を第一に考えるべきだ。というふうに反対派の方から言われましたが、某反対の党の議員を呼び込み運動を展開されたのは、反対の方々が最初に始めたことであり、賛成の考えの議員は中立であれと言われることは、理解できません。まして市議会議員とは、住んでいる町内だけ第一に考えれば良いとは思っておりません。住んでいる地域だけでなく、市域全体や近隣市も含め考えることが必要とされるものだと考えております。

ミニボートピアとはどういった施設なのか。

   ミニボートピアとは、券売機が15台以下の設置をされた券売所であり、ボートが走るわけでもなく、建物内にモニターは設置されますが、大きな音がガンガン出る施設ではありません。お酒などの販売もなく、持ち込みや飲酒されている方は入場できません。軽食などのや、売り上げの一部が寄付金となる自動販売機は設置されます。
   また、外れたチケットは、なにが貰えるのかは知りませんが、回収専用の機械があり、そこへ入れると、運が良ければ何かが当たるよう(某回転寿司屋さんのお皿回収機みたいなモノ)になってます。もちろん、ゴミ箱も名張では沢山設置されておりますが。
   名張のお客さんを見ていても、チケットを購入される方は、買って帰られる方も少なくないです。かといって常に混雑していることも無かったです。
   ミニボートピアでの、年間の売り上げの1パーセントは環境整備費として、設置した自治体(市)に対し、施行者である自治体(市)より支払われます。高浜市内の設置で、2000万円〜3000万円程度と言われております。余談ですが、高浜市内の企業で年間1000万円以上法人市民税を納めている事業所は、900弱ある事業所の中で10事業所もありません。固定資産税は共にまた別ですが。
   営業は、朝の10時〜夜の9時まで(ナイター込で)です。交通量が増えるのはありますが、それはコンビニエンスストアでもスーパーでも、企業にしても、遊戯施設が来ても同じです。ミニボートピアの場合は、しっかりと地域の要望に合わせて、警備員をしっかりと配置してくれます。もちろん、終業まで。
  
なぜ、私が賛成の立場で考えているのか。

   現在、ミニボートピアをはじめ、ボート関連の施設は全国で70施設以上あります。
   これは公営施設であり、設置に関して法的に認められている施設であります。
   また設置された自治体や地域への貢献が大きく期待でき、私としましては、一つの企業誘致と考えております。

   どんな貢献ができるのかについてですが、地域の環境整備に対する要望や要請に、可能な範囲でご協力頂けることが、まず挙げられます。県内の設置された地域でも、設置前は反対されていた方が、設置後にはご理解され、前向きに地域と一緒になり、環境整備に努めてみえる方もおります。

   お隣の市では、これから市内に1000台の防犯カメラ設置が市長さんの公約により始まるでしょう。防犯カメラは防犯、犯罪発生の抑止力の面でも、犯罪発生後の警察の対応、犯人逮捕にも大きく貢献します。
   高浜港駅周辺で、悲惨な事件が数年前に発生いたしました。その時近所の防犯カメラに犯人が映っていたことで、犯人の特定、そして逮捕へと繋がりました。
また、吉浜で起きた交通死亡事故についても、たまたまコンビニに駐車していた車の車載カメラにより、ひき逃げ犯人の逮捕に結びついております。
   現在の高浜市には、駅周辺にしか防犯カメラはございません。市内で確か5台です。
   警察からも各自治体に防犯カメラ設置、増加の要請が来ているのですが、申し訳ないですが、今の財政上、お隣の市のように設置増加は非常に厳しいのが現実です。
   防犯カメラが多い地域と少ない地域と、どちらが安全、安心なのでしょうか。

   また、お隣の市では、市内の小中学校全てにエアコン設置の動きがあります。子供たちの学習環境のことを考えれば、近隣の市としても、高浜市内の全小中学校にエアコンを設置していきたいと扇風機同様に自分は考えるのですが、これからの社会保障費の増大、医療費の増大、道路や橋、各公共施設の大規模改修、建て替え、南海トラフを中心とした災害への備えなど、多くの課題がございます。
   財政的に豊かな市では、同じように進んでいかれるのではと存じます。高浜市も税収がこれから大幅に増収することが見込める時代であれば良いのですが、これらの諸課題に対応していくことを考えると、様々な分野での安定的な税収の確保は必要不可欠だと考えております。安定的な税収の確保ができなければ、どこかの予算は減額ということも考えられます。その時に、防犯や交通安全、教育をはじめとした子供たちにかける財源なども減らして欲しくないですし、むしろ子供たちへかける財源を増やしていきたいのが自分の考えです。学習環境だけでなく、子育てのあり方も時代に合わせて、また変化しております。
   反対されている親御様から独身の人間が、教育や子育てを語る資格は無い。と言われることもあります。確かにおっしゃられる通り、私には細かなところまで分かり兼ねると思います。
   しかし、少なからず私も子どもであった時期があり、祖父母や母親、今は亡き父親からも、しっかりと愛情をもって育ててもらえたと信じております。また地域の若い親御さんとも色々と情報交換させて頂いております。
   もちろん高齢者のこと、障がい者のこと、企業経営のこと、災害のこと。多くのことについても同じでございます。
   議員には、老若男女問わず多くの方がおります。男性だから女性のことについて語れない、女性だから男性のことは語れない、経営者じゃないから財政について語れないなど、そんなことは無いと、自分は思っております。
   議員さん一人ひとり学びながら、信念や考えを持って行動し、四年間という期間ですが責務を果たしておられると思っております。
  
   高浜市二池町で運営を希望されている碧海総合研究所さんは、もともと大阪の『りんくう』や『名張』で既に運営をされている、元モーターボートの選手の方であり、常滑のミニボートピアのように公の運営ではなく、多くの地域の方にご理解が頂けるように、非常に細やかに気を遣ってみえる方です。社名はもちろんそれぞれ違いますが。
  二池町にこのお話が来た時も、理事・役員の方々も、その方が運営をされている『名張のミニボートピア』を見学しております。建物内も建物外も、とても綺麗に清掃が行き届いており、交通整理についても、建物周辺や駐車場に多くの警備員を配置されておりました。
   その後、町内会の班長説明会が行われ、またその後に、町内会会員への説明会が二日間行われました。会員説明会時にみえた、反対代表の方も、ご自分で名張を見に行かれ、交通量が増える懸念以外、とても綺麗な施設で問題ないとの発言をしたそうです。これは、議事録を取られてみえた司法書士さんが、文面として残しております。
   私も、町内会さんと1度、またその後、抜き打ちで昼と夜と2度、そして議員さん方と1度、計4度施設を見ております。一緒に見に行かれた方で、名張のミニボートピアの近所の家を回り、設置されて環境が悪くなったかどうか聴かれた方がみえました。その方によると、設置前と設置後と特に変わらないと伺ったそうです。

  最後に

   反対の方々が、懸念されている交通量の増加による心配については、朝10時から夜9時までのオープンの時間帯、しっかりと警備員を配置して頂けることをはじめ、ミニボートピア設置に伴い、地元で協議会が設置され、町内会をはじめ学校関係や議員など幅広く声を聴き、交通安全や防犯、環境美化、地域課題に対して、ご協力を頂くことで、建設的に話をし、解決できるものと考えております。町内で見通しの悪い個所や一旦停止がある交差点で事故が発生したこともあります。そういったところへも、しっかりと警備員は設置可能です。
   先に全国でも多く施設が設置されていることを謳いましたが、施設設置後に地域と話し合いができず、廃止になった施設はありません。それは、設置後に地域と一緒になって、まちづくりにご協力を頂けている証しだと考えております。
   また、反対されている会の代表の方にもお伝えしておりますが、これは一度設置されたら廃止できない施設ではありません。施設の設置後に、それが原因となっている、因果関係がはっきりとしている事案により、地域や市が悪化していくことが生じれば、協議会を通して改善のお願いをし、それでも改善されないものであれば、町内会をはじめ、土地所有者、議会、市も廃止の運動へ移行していくものと考えております。
   違法な施設であったり、全国で、それによる問題や環境の悪化、地域との平行線などが続発していたりしているようなものであれば、私も最初から反対をするでしょう。
   しかし、ミニボートピアに関しては、設置後にしっかりと皆さんにご理解されるものと考えます。
   自助、共助の考えのもと、町内会さんが今までやってきてくださった数々の事をみれば、ミニボートピアの運営会社と一緒になり、お互いに協力関係を築いていってくださる。
   反対されている方々の不安視されている事、そういった事のないよう、努めていって下さる。もちろん、議会や市も同じであると、この6年間、高浜市に住んでいて確信しております。
   様々な反対のチラシによって、不安が募る親御さんの気持ちは理解できます。反対の方が撒いたチラシはすべて拝見しております。自分もミニボートピアがどういった施設なのか全く知らなければ、あれらのチラシによって不安になるのは同じでしょう。
   しかし、チラシに出ていた習志野市の協議会でも、当初は反対でいた方が10年間施設を見てきて、今まで通りしっかりと地域への貢献を継続して欲しいと言われているのが、記録されております。
   子どもたちに関しても、変な話が出ていないという事も記録されております。全国で設置された市町で、設置後に廃止されていないということが、なによりの証でしょう。
   反対の方々の直近のチラシでは、常滑競艇本場を取り上げたチラシがありましたが、本場のゴミを写したモノ、渋滞の状況を写したモノでしたが、公の運営と民間の運営の違いも言わず、また常滑のイオンによる渋滞までもが、さもミニボートピアによるものと書かれておりました。こういった不安感を扇動するやり方は、いかがなものかと感じます。
   また、町内で起きた恫喝についても警察には届も出されております。賛成している者として、市議会議員として上手に伝えることができなっかった事、反対派の政党の活動などの入り込む隙を与えてしまったことは、自分の行動力不足です。申し訳なく思っております。
  
   これを読んでくださった方々の中には、賛成の方も、反対の方も、よく分からない方もみえると思います。今では、新聞やテレビなどのマスコミですら偏りがある時代です。入ってくる情報だけでなく、自分から情報を取りにいくことも大切です。
   ただ、ミニボートピアについて、なにが本当の情報なのかの判断は、皆さんがこれから見ていくことができるでしょう。

全て書くことは多分出来ていませんが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。また、中傷ではなく純粋に質問をくださった皆様、ありがとうございました。

柳沢英希

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posted by 柳沢 at 02:38| Comment(0) | 活動ブログ

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