市議会議長会研究フォーラムが終わり、高浜市への帰路についております。(新大阪通過) 今回も主たるテーマは『議会改革』 初日の基調講演は、明治大学の中邨名誉教授。 パネルディスカッションでは、パネリストとして複数の大学教授が参加され、議会を取り巻く様々な課題についての議論や問題提起。 二日目は会津若松市、四日市市、伊万里市の議長さんがパネリストとして、先進市として取り組んできたことから見えてきた課題やその解決策などが議論されました。 議会改革として、多くの地方議会で制定されている議会基本条例によって、議会はどう変わったのか。 そして、これから何をどのように変えていく必要があるのか。 現状の仕組みを検証し、課題を把握し、そして、これからどのように議会を住民の理解を頂きながら変えてく必要があるのか。 議員から提案されてきた条例についての検証と、議会のための後方支援として議会事務局や議会図書室の充実を図ることの大切さ、地方議員の私見を広げる必要性の講演が、この二日間されました。 議会における課題は様々あり、高浜市でも平成23年に議会基本条例が制定され、開かれた議会として、議会報告会や議会のネット中継、市議会だよりの見易さや読み易さなどに着手してきました。 また、議会のICT化などの勉強会も取り組んでおります。 しかしながら取り組んできたことへの検証までには、未だ至っていないのが実情。今回パネリストとして登壇された、会津若松市議会や四日市市議会は高浜市よりもいち早く議会改革に取り組み、今では検証後の取り組みに移行している。高浜市議会でも取り組んできたことに対して、議会改革の原点に立ち返り検証し、新たに見えてきた課題について、全議員で議論を進めていき、1人でも多くの方々に、議会の必要性や重要性をより一層理解して頂けるよう、議会のまとまりも考えながら、多くの事に取り組んでいかなければならないと感じました。 iPhoneから送信 |
2017年11月16日
全国市議会議長会への視察
posted by 柳沢 at 17:03| Comment(0)
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